素直になるには。本当はやりたかった事をやってみよう

心のこと

素直になるには。本当はやりたかった事をやってみよう

昨日のツイートです。

小学生の時、初めての美術の授業で果物の絵をかきました。りんご・ぶどう・梨が、かごにのっている絵です。それが下手くそで下手くそで…。

先生にダメ~っと言われてショックだったのを覚えています。絵の具で木を描いたこともありました。その時も、思ったように描けなくて落ち込みました。

もう嫌い。美術イヤ。そんなふうに、美術の授業は全部、家族に手伝ってもらうようになりました。

でも本当は、絵を描いてみたかった

自由に書いてみたい。でも私はセンスがないんだろうな。色も思ったように出ないし。そんな風に諦めてました。

でも絵を描いている人をみるのが好きで、すごいなぁ。あんな風に、トントントンっと色をのせてみたいなぁ。楽しそうだなぁ。と何時間でも見ていられました。

でも私は下手だし。やり方分からないし。先生にダメって言われたし。見られたら恥ずかしいし。

そんな風に、先生のせいにしたり、思い込みのせいにして、「やりたい」という気持ちをずっと抑えていました。

やらなければ、下手って言われないし、下手な絵に直面する必要ないですからね。私は人のせいにして、楽をしていたってわけです。

でも最近、美術学校を卒業して、絵を描くのが大好き!って人と本当によく知り合うんです。インターネット上でなく、リアルで。全然つながらない場所で、数か月の間に4人も。こんな事ってこれまでなかったんです。

そして勇気を出した

このツイートを見てください。アートしよう~ 感じ合おう~ それぞれの色。というロニさんのツイートを見て、やってみよう!と思いました。

子どもに買ったオイルパステルを開き、スケジュール帳として使っている無地のノートを開き、小学校の時に初めて描いた、りんごの絵を想像しながら描いてみました。

すると色を重ねていくうちに、どんどん楽しくなって、どんなりんごだっけ?と思い出す事もなく、ただただ楽しく描きました。

ここにこんな色を入れてみよう。ん?色が強いな。ちょっと指でぼかしてみよう。えー!こんな色になるのー?すごいー!というような感じで。

とにかく楽しかったです。そして完成した時、涙があふれ、わんわん泣きました。なんの涙だったのか分かりませんが、ただただ泣きました。

とにかく丸が描きたい

その後もまだまだ描きたい。とにかく丸を描きたい。そんな思いで、ぶどうを描いてみました。これも想像で。

かわいいじゃないですかーーー!もう幸せしかない…!!!そんな気分でした。スマホも消して、音楽も消して、ただただ色んな色を使って遊んでました。

人の評価とか関係なく、ただ好きなように描く。変な色になっちゃったー!って思っても、他の色を塗り重ねて遊びました。自由に。ただ自由に。

久しぶりに電話がきた

冗談を言っては笑い合う、それだけの仲の人がいます。楽しく丸を描いた後に、その人から久しぶりの電話がきました。

本当はその人に素直になりたいんだけど、その人からの評価が怖くて素直になれなかったんです。好きな人にいじわる言っちゃう小学生のように。

でも、そろそろ素直になろう!と決めていた頃の、久しぶりの電話。

するとなんと「こんな事を言って、相手は何を思うかな?何を言われるかな?」というのはなくなっていて、ただただ自分の気持ちを素直に言う事ができました。

これにはびっくり。これまで、評価されるのが恥ずかしくて、絵を描こうとしなかった私が、ただただ思うままに楽しく描いてみたら

これまで素直になれなかった人にも、素直になれた…。

また、自分の事を知れた

子どもの時の思い出が~なんて、過去のせいにしていた自分も見つけられたし、私は自由に絵が描けるという事も知れました。

子どもの頃に好きだったけど我慢した、諦めた、恥ずかしくてできなかった…。そのような事にヒントがあるかもしれません。

もっと言うと私、ピアノをやってみたかったんです。そのうちピアノも始めるかもしれませんね。

クレパスとスケッチブック

昔、文房具屋さんで子どもに買ったオイルパステルを使ってます。こちらは昔なつかしサクラクレパス。かわいいなぁ。

私は手帳として使ってた白い無地の紙に描きましたが、オイルパステルで描く場合、ミタント紙と呼ばれる、凹凸がある紙が適しているそうです。

確かに私の紙はつるつるで、伸びが良くないです。ミタント紙を買って描いてみようと思います。