PMSと生理痛が楽になり、経血コントロールができるようになったお話

身体のこと

PMSと生理痛が楽になり、経血コントロールができるようになったお話

生理周期が安定し、4,5日ですっきり終わるようになると、更年期障害で苦しむ事はなくなりますと、漢方医が教えてくれました。

さぁ。更年期に向けて生理を整えていきましょう!

私は昔、生理前になると食欲が増し、甘いものがむっしょーに食べたくなり、暴飲暴食。そして吹き出物ができてむくむ…。

更にはイライラして他人にあたり散らし、生理が始まると今度はベッドの中にもぐりこみ、うずくまって「痛い痛い。腰がいたい」と泣いてました。

生理は1週間だらだらと続き、とくに初日から3日目まではとにかく腰が痛くて、暖かいカイロを腰にあて、ベッドの中で泣いているうちに泣き疲れて寝てしまう…。

これを毎月、何年も続けていました。

生理というのはこういうもの。生理前はイライラして食欲が爆発し、生理が始まったらとにかく痛くて辛いもの。だからしょうがない。

女性ってたいへんだ。女性は1ヶ月のうちの半分が、辛いんだ…。あーつらい。そう何年も何年も思っていました。

しかし今では、PMSは全くなくなり、生理痛がほとんどなくなったんです。さらには経血も自分でコントロールできるようにまでなり、ナプキンにほとんど血がつかなくなったんです。

そしてついに、布ナプキンいらずな生理になりましたー!はい。生理中も、下着一枚で過ごせるようになったんです!

だらだら続いていた生理は長くても4日で終わるようになりました。

PMS期間と生理一週間を合わせて1ヶ月のうち半月はつらい日々だったのに、PMSがなくなり生理も4日でするっと終わり、生理中も不快感ほとんどなしの体になったのです。

1ヶ月で4日間、ちょっとのんびりする日になったのです。生理に対する考え方も180度かわり、今では生理がちょっと楽しみに♪

今日は、私が何をしてきたのか。を、まとめていきます。できる事があれば、ぜひ試してみてください。次の生理が楽しみになっていただけたら、とっても嬉しいです。

まずはやめる事から

どうしても、生理にはこれがいい!栄養はこれ!これを食べよう!と、足すことを最初に考えやすいですが、まずは引くことから。やめる事からです。やめてから、必要なものを足すのです。

台湾人とインド人から聞いたお話

まず、生理一週間前から食生活を気をつけるだけで、生理痛が激変します。もう、これだけでPMSと生理痛が和らいだのです。

この記事→生理中の過ごし方。アーユルヴェーダ・中医学に共通で紹介したので読んで欲しいのですが、とにかく冷やさないということです。

生理中は果物、アルコール、カフェイン、白砂糖など、からだを冷やすものをとにかく食べない。そして頭を洗わない(頭皮を冷やすと血が固まるといわれるそう)。

さらには座りっぱなしにならない、仕事を休む(!!!???!)です。さらに追加して、生理中は目を使いすぎない。疲れたら温かい蒸しタオルを目に当てるというのを、ぜひやってみてください。

紙ナプキンをやめたお話

経皮毒という言葉を知っていますか?化学物質は口だけから入るわけではありません。しっかり皮膚からも吸収されます。

女性の陰部は、からだの中で一番高い吸収率なので、ナプキンを選ぶのはとても大切です。この記事→生理用品・ナプキン選びは、とっても大切でも説明していますが、陰部を思いっきり冷やしてしまう紙のナプキンはなるべく避けましょう。

とにかく女性は、冷やしてはいけませんよ。あたたかいお布団の中って、ぬくぬく気持ちがいいですよね。ぬくぬくしている時って、しあわせですよね。その感覚の中で生きるのです。女性はあたたかく、柔らかく生きるのです。

じゃぁ足すものは何?

とってもオススメなのが、茹でた小豆の煮汁を飲むことです。簡単につくれますよね。小豆を茹でるだけです。小豆水・小豆茶として販売されてもいますよ。小豆の効果はこの記事で紹介しましたが→ぜひ作って!女性の味方であり邪気払いになる小豆味噌がおいしい!小豆は女性の味方です。

小豆はからだを温めてくれて、めぐりを良くしてくれます。そして鉄分もたくさん含まれているので、生理が毎月ある女性の味方であるわけです。

どうして生理痛がおこるのか?その原因の1つが「冷え」です。私は自分で実験しましたが、生理中にからだを冷やす果物を食べたら、キーンと下腹部が痛くなりました。

冷えると血行が悪くなります。だって、寒い時って、からだがぎゅっと締まりますよね。逆にあたたかい時は、ふんわりゆるみますよね。血管だって同じ。

ぎゅっとしていれば血のめぐりが悪くなるのです。めぐりが悪くなれば、経血は出にくくなり溜まってしまいます。

そりゃ痛いですよね。出したいのに出ないのですから…。便秘と同じです。辛くて痛くなります。

そこで、からだを温めてくれてめぐりを良くしてくれる小豆の煮汁を飲むのです。そしてミネラルが豊富でからだを温めてくれる黒糖を入れるとなお良いですね。そこにミネラルたっぷりのお塩も少し入れるともう最高ですねー!

台湾人のお友達にも、生理中は小豆の汁に黒糖を入れてのむと貧血予防になるよ!と教わりました。台湾人は寒くなると、生姜と黒糖を煮詰めたものを飲んだりしています。

ミネラルたっぷりの黒糖は、からだを温めてくれるのですよ。

小豆を生理中に食べ過ぎると(汁ではなくてお豆の方)、消化に負担がかかりお腹が張ってしまうので、生理中は煮汁を飲むといいです。残った小豆は黒糖入れて煮詰めてあんこにしたり、つぶして麹とお塩をまぜて小豆味噌にするといいですね!→ぜひ作って!女性の味方であり邪気払いになる小豆味噌がおいしい!

お豆も黒糖もなるべく無農薬で

ここからは私のお気に入りのお豆や黒糖、お塩や麹の紹介です。

私はこの小豆を買っています。なんと30年間も無農薬・無化学肥料で作ってくれています。土の栄養がはんぱじゃないんだろうなぁ…。さらに、機械での乾燥ではなく、自然乾燥です。amazonでは1kgで販売。楽天は1kg×2個セットでの販売です。私は小豆が大好きでよく使うので楽天で購入しています。

1kgは多い…という方には、おなじく自然乾燥させている小豆で、無農薬・無科学肥料の小豆もあります。300gで購入できます。

麹はいつもこちらで購入。生の麹です。甘酒をつくったり、お味噌を作ったり。塩麹・醤油麹を作ったりもしています。ほんっとうに美味しい麹です。

お塩は、ミネラル含有キネス認定のぬちまーす。体調がすこぶる良くなりました。人間は塩がなくては生きられません。減塩減塩!というのは、精製された自然ではないお塩のことですよ。本物のお塩は大切です。

最後は黒糖。実はさとうきびから黒糖にする過程で、いろいろな薬剤が入れられたりします。なので、よい黒糖を選ぶといいです。私は作り手のこだわりに魅了され、買わせてもらってます。とにかくこの黒糖作りをずっとずっと続けてほしい…。美味しいのはもちろん、ひとくち食べるだけで身体が喜ぶ黒糖です。

生理を観察してみよう

だらだら続く生理、ドロっと固まった紫がかった生理、ほんのちょっとしか来ない、痛みがひどい、吐いてしまう…。これは体質だから仕方がない!と諦めないでください。

そうなってしまう原因はどこかにあります。いつも冷やしていないか?頑張りすぎていないか?ストレス溜めすぎていないか?食べ物はどうか?ぜひ観察してみてください。