自分を大切にする方法②自分の心と身体に敏感になろう
自分を大切にする方法②自分の心と身体に敏感になろう
自分を大切にするって具体的にどうやるの?と試行錯誤しながら実践してきた&今もしている方法です。今日は第2回目「自分の心と身体に敏感になろう」です。これにも練習が必要なのでゆっくりやってみてください。
これが普通になると、もう自分に正直にしか生きれなくなってきます 笑。自分の心と身体に正直になるって、究極に自分を大切にしていると思いませんか?ぜひ練習してみてくださいね。
他人や場の空気じゃなく、そろそろ自分を大切にしよう
小さい頃から頑張れ!頑張れ!我慢我慢!と言われ続ける多くの日本人。人様に迷惑をかけちゃいけない。場の空気を乱してはいけない。皆と同じにしなきゃいけない。そんなふうに「個性」よりも「協調性」を教えられてきた私たち日本人。
もちろんそれが100%悪いと言うわけではありませんがちょっと待って。そのおかげで私たちの多くが「生きづらさ」を感じていたり「自分を大切にするって何?」と分からなくなっているのも事実。精一杯頑張ってきた私たち。そろそろ自分を大切にしましょうよ。
何に我慢をしているのかを知ろう
日々の生活の中で、「あ。我慢しちゃった!」と思ったことをメモしていきましょう。一瞬で自分を大切にできる方法が知りたい!と思うのは分かりますが、コツコツ作業です。何十年もそうやって生きてきたのだから、ゆっくりほぐしましょう。
最初は我慢に気付きません。というのも、我慢することが普通だから「え?これが我慢?これ普通でしょ?」となるのです。でもだんだん出てくるようになります。以下は私の一例です。
●言おうと思ったのに怖くてやめた。
●欲しかったのに素直になれなかった。
●言いたかったのに恥ずかしくてやめた。
●要らないのにもらっちゃった。買っちゃった。
●ヤダって言いたかったのに空気を気にしてやめた。
●好き!って言いたかったのに勇気がなくて言えなかった。
●トイレに行きたかったけど、恥ずかしくて言うのをやめた。
これら全ては、勇気を出せばできたのに、やらなかったり我慢したことです。何十年も自分の気持ちや身体の声を無視し続けたんですね。でもそんな自分を責める必要は1mmもありません。なぜならば、そうやって自分を守ってきたからです。怖くて怖くて、自分を守る為にはそうするしかなかったからです。
こんなに我慢してきたんだね。これからは少しずつ勇気出していくからね。と、自分を責めないで、自分の味方でいる事を徹底することが大切です。
精神科に行った過去
昔、突然ぼろぼろと涙が出たり過食がひどくなり、精神科を受診しました。初診でその先生は言いました。僕に何でも話してください。ここは安心できる場所ですよ。と。
でも安心できませんでした。本当は一度に食パンを一斤食べたのに。その他にも色んなものを食べたのに。「食パン4枚食べちゃったんです…」と少なく言ったりして、全然本当の事を言えませんでした。
その時に確信しました。やっぱり私にしか私は救えない。と。そして、一度の受診で終わりにしました。そして、大学で心理を学んだ事もあり、勉強&実践の日々を送りました。
ひとつずつ、約束しよう
私はまず、トイレに行きたいと思ったらすぐに連れてってあげる。と自分に約束しました。仕事中も。会議中も。もちろんトイレがないとか運転中とか、物理的に難しい時は別です。「行けるのに我慢しない」という事を約束したんです。
トイレくらい…と思うかもしれませんが、何でも「○○くらい」と軽視して我慢して欲しくないのです。その我慢が、我慢グせをつけていると思うのです。「これくらい。いいや。私が我慢すれば問題ないし。円満にいきそうだし。怒られないし。場の空気を乱さないし。」などなど…。
私は今、会議中でもトイレに行けます。最初は本当に怖かったです。でも思い切って「すみません。お手洗いに行ってきます」と言った瞬間に体がふわっと軽くなり、会議室を出た瞬間に「できた!私できたよ!」と嬉しくなりました。
自分を大切にした実感に包まれ、何ともいえない幸せな気持ちになったのは、今でも忘れられません。これは今でも実践している事です。
さぁ、実践してみよう
まずは1日の中で「我慢したなー」「勇気だせなかったなー」と思った瞬間にメモをしましょう。それができなかったら、1日を振り返って書き出してみましょう。これは自分の心と身体に敏感になる練習です。そして、自分がどれだけ我慢してきたか知る方法です。
我慢したことが出てきても、そんな自分を責めずに「怖かったもんね。そうやって自分を守ったんだもんね。大丈夫だよ。」と受け入れましょう。そしてまずは1つ。これは我慢しないぞ!勇気出すぞ!ということを決めてみましょう。そして実際にやってみましょう。
すぐにできなくてもいいです。何十年もそうやって自分を守ってきたのに、1日で変わるはずがありません。ゆっくりじっくり自分と向き合ってみましょう。これを続けたら私は変わっていきました。自分の心と身体に敏感になり、自分に正直になれるようになりました。
ずっと生き辛くて、我慢が当たり前だった日常から、本音が言える自分になれました。まだ怖いこともあります。でも勇気を出せる自分になれました。この生き方ができるようになったら、もう元の自分には戻れません。生きるって楽しいです。世界って優しいです。
もしやってみよう!と思えたら、ぜひ試してみて下さい。自分の心と身体に敏感になるために☆